クラウドプラットフォームのセキュリティ対策

CIERTOのクラウド環境はMicrosoft Azureを採用しており様々なセキュリテイに対する規定、認証を取得しておりセキュアな環境で運用が可能になります。

• ISO/IEC 27001

  情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格です。情報の機密性・完全性・可用性の3つをバランスよくマネジメントし、情報を有効活用するための組織の枠組 みを示しています。

• ISO/IEC 27017

  ISO/IEC27017は、クラウドサービスに関する情報セキュリティ管理策のガイドライン規格です。情報セキュリティ全般に関するマネジメントシステム規格であるISO/IEC27001の取り組みをISO/IEC 27017で強化することで、クラウドサービスにも対応した情報セキュリティ管理体制を構築することができます。

• ISMAP (Information system Security Management and Assessment Program)

  政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを予め評価・登録することにより、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保を図り、クラウドサービスの円滑な導入に資することを目的とした制度です。

• SOC Type1,2,3 (Service Organization Control)

  信頼を担保する対象は「財務諸表」になります。SOC1報告書にはセキュリティ、可用性、処理のインテグリティ、機密保持など特定のカテゴリーに限定されない幅広い範囲の内部統制が記載されている一方で、SOC2・SOC3においては「財務諸表」以外が対象 です。

システム参考:MicrosoftAzureセキュリティ規格一覧(https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/compliance/)

ソフトウェアセキュリティ対策

CIERTOクラウドは、ソフトウェアメジャーバージョンアップ時に常に最新の開発環境へアップデートが計画されており、最新のセキュリティ対策が施されております。

• OWASP（ Open Web Application Security Project）セキュリティチェック

  ソフトウェアやWebアプリケーションのセキュリティ分野の研究やガイドラインの作成、脆弱性診断ツールの開発、イベント開催など多岐にわたる活動をしているオープンソース・ソフトウェアコミュニティです。CIERTOはソフトウェアリリース時に、ソフトウェアやWebアプリケーションのセキュリティ分野の研究やガイドラインであるOWASPによるソフトウェアセキュリティチェックを行います。

• 第三者機関によるペネトレーションテスト

  お客様のご要望に応じて第三者機関によるWebアプリケーション脆弱性診断を実施し、お客様のセキュリティ基準に合わせた対策を施すことが可能です。

サービス運用時のセキュリティ対策

CIERTOクラウドには、様々なセキュリティ機能が実装されておりお客様のセキュリティポリシーに沿ったセキュアな運用が可能になります。

• ACL機能

  送信元IPアドレスとユーザーを限定することでセキュアなアクセスを実現します。

• SSL通信による暗号化対策

  SSL認証局より発行された証明書を使用し暗号化通信により情報漏えいを軽減します。

• 接続元IPアドレスの制御によるアクセスコントロール

  事業所や拠点のIPアドレスを限定しアクセスをコントロールできます。

• 二要素認証機能

  ログインID/パスワードに加えて携帯端末認証機能により個人を特定、セキュリティを強化できます。

• アクセス操作履歴の管理

  操作ログやアクセスログを管理し、CSVファイルで出力できます。